Oral歯科口腔外科

歯科口腔外科

東大阪、河内小坂の歯医者「ゆう歯科医院」では、親知らずの抜歯や口内炎、外傷の治療など様々なお口周りのトラブルに対応しております。
当院では「できるだけ怖くない、痛みの少ない治療」をご提供できるよう取り組んでおりますので、
歯医者が怖くてなかなか行けない…という方も、ぜひご相談ください。

お口周りのさまざまなトラブルに対応いたします

一般の歯医者さんでも抜歯の処置は行っていますが、歯の生え方によっては、抜歯が難しいケースがあります。
そのような場合には、より詳しく検査や治療を行える歯科口腔外科での診察が必要になってきます。
また、口のなかや舌にしこりやただれなどの症状があり、心配な時などは、まずは当院歯科口腔外科にお問い合わせください。

口腔外科で取り扱う主な疾患

親知らずや難しい歯の抜歯/骨の中の嚢胞/顎関節の痛み/歯科恐怖症の方の歯科治療/口内炎、粘膜の荒れ、舌の痛み/有病者の歯科治療/外傷による歯科治療

まずは歯医者さんに慣れるところから

静脈内鎮静法を用いた治療で、負担の少ない治療を

静脈内鎮静法とは、点滴で静脈麻酔剤、抗生剤、鎮痛剤などを注射して、治療に伴う恐怖感や器具による吐き気を防止する麻酔法です。
点滴を始めるとすぐにリラックスした気分になり、1、2分ほど経つと眠気が強くなりうとうとしている状態になります。
治療中の痛みや不快な音はほとんど気にならない状態で治療を終えることができますが、全身麻酔とは違い治療中も会話が可能で、入院の必要もない安全性の高い方法です。

全身麻酔との違い
全身麻酔 静脈内鎮静法
意識 なくなる なくならない
自発呼吸 できない できる
入院 必要 不要
回復時間 時間がかかる 比較的早い

母子分離治療について

静脈内鎮静法を用いるケース

ゆう歯科医院では、例えば下記のような場合に静脈内鎮静法を用いた治療を行います。

歯医者が苦手な方・歯科治療恐怖症の方の場合に

歯医者や痛みに対して苦手意識が特に強い方や恐怖心がある方に対しては、無理に治療を行うことでストレスがかかることのないよう、静脈内鎮静法を用います。

埋伏歯や抜歯が難しい歯の場合に

・親知らずがまっすぐ生えていない
・歯肉や骨に埋まっている
・骨と癒着している
・歯根が肥大したり湾曲していたりする

歯が上記のような状態になっているため、歯肉の切開、または周囲の骨を削る、歯根を切除するなどの処置が必要となった場合、適応となります。

治療しようとすると嘔吐しそうになってしまう場合に

口の中を触ることで反射神経が敏感に働き、吐き気を催してしまう方の治療にあたり、嘔吐の症状を緩和させる場合にも有効です。

血管や呼吸器疾患がある場合に

糖尿病などの代謝・内分泌疾患や、高血圧や心疾患などの循環器疾患を抱えている方の場合に使用することがあります。
また、基礎疾患の症状によって引き起こされる抜歯後の出血対策や、痛みのコントロールにも有効です。

一気に4本の抜歯を行う場合に

抜歯は多くても左右2本ずつが原則となりますが、症例により4本同時に抜歯する場合、静脈内鎮静法を行います。

静脈内鎮静法を使用する場合の流れ

STEP1 事前に問診や術前検査を行います。

STEP2 体の状態を確認するため、心電図、血圧計を装着します。

STEP3 点滴を行い、鎮静剤をゆっくりと注入します。必要に応じて、局所麻酔も行います。間もなくうとうとした感覚になります。

STEP4 お声がけをしながら、不安や緊張がとれていると確認できた段階で、治療・処置を行います。

STEP5 治療後は院内でゆっくり休憩していただき、患者様の状態を確認のうえ、体調に問題なければご帰宅いただけます。

注意点

静脈内鎮静法を行う場合の注意点

静脈内鎮静法の場合、術後には眠気やふらつきなどが生じる場合があります。
そのため、通常の体の状態に戻るまで、院内でゆっくり休んでいただくようにお願いしております。
お時間には余裕をもってお越しください。
施術後は車や自転車、バイクなどの運転はできませんので、ご自身だけでの運転で来院されないよう、お願いいたします。

お守りいただきたい注意事項

・当日の食事を軽食にする
・当日は車や自転車などの運転を控える
・治療前に口紅やマニキュアは除去する(患者さんの状態を的確に把握するために必要です)
・当日は帰宅後も安静にする

…など、いくつかの注意事項がありますので、ご協力いただけますようお願いいたします。
翌日からは普段通り生活していただけます。

自由診療(自費診療)となります。

保険診療には、いくつかの細かなルールが定められています。歯科で使用できる薬剤や材料、歯の治療にかかる回数や期間など、制限が多くあります。
そのため、保険のルールに当てはまらない部分が多い静脈内鎮静法は、保険外となるため、自費診療となっています。

地域医療機関との連携

悪性の口腔腫瘍など、手術や場合によっては放射線療法、化学療法などが必要な方や、歯科以外の医科的疾患を抱えた患者様に対しては、病診連携を図り、患者様一人ひとりの状態に応じて、最良の治療が行える体制を整えております。

歯の状態を定期的にチェックし、口内の健康を守るために、当院では予防歯科にも力を入れております。

口内のトラブルでお悩みの方は、こちらからご予約ください。一人ひとりのご希望に合わせて、無理なく治療をすすめていきます。